美智代の世界遺産紀行 ~400ヵ所達成!~ 京都在住の世界遺産研究家です。訪れた世界遺産は50ヵ国以上、400ヵ所。家族で旅した体験談を詳細にリポートします。

アブシンベル神殿は、世界遺産のルーツ (エジプト)

f0019856_10464459.gif<2004年1月の旅>
一生のうちで必ず行きたい国、エジプト。中でも、一番見たかったのが「アブシンベル神殿」でした。
ナイル川の上流にあり、紀元前1250年頃、建築王と呼ばれたラムセス2世が建てた最大規模の神殿です。目立ちたがり屋で、神の化身となった自分の像を飾りました。
足元の観光客と比べると、いかに大きいか分かります。
f0019856_10481376.gif実はこの神殿、1960年代アスワンハイダムの建設で、ダム湖に沈む予定だったのです。それを救おうと、世界中に呼びかけたのがユネスコでした。約60ヵ国から支援が集まり、見事にダム湖のほとりへ移築することに成功したのです。これをきっかけに、国境を越えて、人類共通の遺産を守ろうという考えが生まれました。念願だった世界遺産のルーツを前に、目頭が熱くなりました。 
◆アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群(1979年登録)◆
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by micho7e | 2004-01-25 15:02 | エジプト