2005年 10月 25日
マイダネクから、最後のメッセージ
日本では、アウシュヴィッツが有名ですが、こちらの方が先に開設され、敷地も広大でした。でも、ほとんどは緑の芝生。わずかに残った監視塔と収容小屋、ガス室と焼却炉がありました。
正面には、死者の灰がぎっしり詰まった巨大な霊廟がありました。(↑奥)
「これは、私たちからの警告です」と、ポーランド語で刻まれています。
アウシュヴィッツとは対照的に、訪れる人はまばらで、一層、悲しみがこみ上げてきました。
今回、ポーランドの美しい部分もたくさん紹介してきましたが、このメッセージにこめられた想いを何よりも伝えていかなければならないと思いました。