12:20 およそ世界遺産の敷地にあるとは思えない建物。これは、ツリートップ・ウォークウェイと言って、18mの高さにある歩道から園内を見渡せるというもの。エレベーター付で、2008年に完成しました。全長200mの歩道にあがってみると、広大な緑に覆われたキュー・ガーデンズが見渡せると同時に、生い茂る葉っぱや実った栗のイガが手にとれる位置で観察できます。ただ、人が歩くたびに歩道が揺れる!!
一番の見所は、世界最大の温室、テンペレート・ハウス!
1898年に完成し、
パーム・ハウスの2倍の広さがあります。
でも、中は非公開です。その分、ここから全景を見られるのは貴重なこと。
ゴゴ~ォォォ!とより近い所で飛行機が飛び立っていきました。それにしても、現状変更が難しい世界遺産で、ツリートップ・ウォークウェイの建設は簡単に許されたのだろうか。温室、パゴダ、枯山水と時代の流行を取り入れながら、植物園が発展してきた英国文化の一つなのでしょうか。これから訪れる世界遺産も合わせて、イギリスは楽しませ方が上手。そのあたりも、注目しながら、今後のリポートをみてくださいね。
◆キュー王立植物園(2003年登録)◆