2010年 12月 03日
ガンダラマ・ホテル、密林のリゾート (スリランカ)
そのバラエティーに富んだ経歴は、ホテルのあちこちに反映されていました。まずは、ロケーション。眼下に森と湖が広がる大自然の中に作られています。背後は崖になっているらしく、客室へ向かう通路には、(↓)天然の岩がはみ出して、ホテルにいるのに、森の中を歩いているみたい。石窟寺院ダンブッラを重ね合わせているのでした。
次は、内装です。レストランへ続く階段上には、大きなフクロウの彫刻(↑)が羽ばたいていました。バワの常連コラボレーター、ラキ・セナナヤキの作品。森またはホテルの主といった風格で、広大な森のイメージをさらに膨らませます。
(←)客室の前にさりげなく置いてあった彫刻に息子が反応。
(→)年末で、あちこちにクリスマスの飾りつけがされていていました。大型マンションのような巨大なホテルですが、この日は満室だそう。多くが欧米の観光客でした。
(←)もちろん、客室も広くて、調度品がおっしゃれ~♪ 当然、お風呂はバスタブ付きです。サルが入ってくるので、窓は開けっ放しにしないようにと、注意書きがあったのが、スリランカらしいところです。
このホテルに限ったことではありませんが、食事はバイキングが基本。ディナーは、1人2900ルピー(2320円)と高額でしたが、周囲にお店などなく、ここで食べました。ちなみに、バワの建築は、本人に許可なく改装してはならない約束になっているそうです。
(←)翌朝、テラスに出ると、森と湖が朝霧に包まれ、鳥たちのおしゃべりが響いていました。ここに泊まった人だけが味わえる神秘的な風景。今日もスリランカの暑い太陽が待ち受けています。