美智代の世界遺産紀行 ~400ヵ所達成!~ 京都在住の世界遺産研究家です。訪れた世界遺産は50ヵ国以上、400ヵ所。家族で旅した体験談を詳細にリポートします。

タリン② 太っちょマルガレータ、愛すべき砲塔

f0019856_17213057.gifさあ、タリンの町歩きです。北の玄関口、「太っちょマルガレータ」から始めましょう。直径24m、厚さ4.7m、銃眼の数は150を超すという砲塔です。この堅固さとでっぷり太ったフォルムは、数ある塔の中でも印象的。1529年に建てられました。バルト海に最も近い位置にあり、重要性がうかがえます。
f0019856_17322318.gif名前の由来は、ここが監獄として使われていた帝政ロシア時代、囚人のお世話をして尊敬を集めたおかみさんの名前だそう。実際の目的とは裏腹に親しみやすい名前ですね。それだけ、愛された塔なんでしょう。隣りの門をくぐると、すぐに、昨日宿泊したスリー・シスターズがあります(→右側)。では、石畳を闊歩して、町の中心に向かって行きましょう!
◆タリン歴史地区(旧市街)(1997年,2008年登録)◆

058.gif<美智代のワンポイント> タリン歴史地区とは?
タリンとは、エストニア語で「デンマーク人の城」を意味します。13世紀前半、デンマーク人が築いた町ですが、次第にドイツ商人が住み着いて、1285年にハンザ同盟に入ると、ロシアと西ヨーロッパを結ぶ貿易の中継都市として発展しました。北にバルト海を望み、町は全長4kmの城壁と46の見張り塔で囲まれていました(現存は、2.5kmの城壁と26のみはり塔)。中世ヨーロッパの面影を今に伝える美しい町で、ドイツよりもドイツらしいと言われます。 →地図


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by micho7e | 2010-09-29 13:33 | エストニア