2010年 02月 28日
シリア&ヨルダン紀行のまとめ
初めての中東に不安もあったのですが、治安はよく、人々も親切だったので、とても充実した旅になりました。シリアのパルミラやヨルダンのペトラは想像以上に巨大で強いインパクトがありましたし、アレッポやダマスカスは、異国情緒たっぷりの町の雰囲気が面白く、アラブ諸国が好きになりました。
<気候> 11月前半の訪問は、適していたと思います。朝晩は肌寒いのでフリースが必要ですが、太陽が出てくると汗ばむほど暑くなりました。特に、砂漠では気温差が大きいです。
<運転> 両国でレンタカーを借りました。シリアの場合、高速道路や砂漠の道など、都市部以外の運転は問題なし。ただ、都市部ではものすごい数の車が行きかい、隙間があれば飛び込んでくるので、何度も冷や冷やしました。海外での運転に慣れた方のみどうぞ!
ヨルダンは、シリアよりも道路やマナーがよいので走りやすかったです。
※ちなみに、レンタカーで国境を越え、返却することはできません。
<治安> イスラム教の教えがしっかりしているので、スリや強盗など身の危険を感じることは全くありませんでした。日本語で挨拶されたり、息子にプレゼントをくれたり、一緒に写真を撮ったりと、人々はフレンドリーで好印象でした。
<食事> 何と言っても、カバブが最高!肉を焼く時の香ばしい匂いが食欲をそそります。付け合せのご飯も日本人の口にあいます。アレッポのスープ専門店も忘れられません。
<ビザ> 両国ともビザが必要です。シリアのビザ取得はちょっと大変でした。
ヨルダンのビザは、無料で現地で取得できます。
<3歳の息子> 最大の心配は、息子が旅に耐えられるかどうかでした。念のため、おやつ、飲み物、カップうどん、パンなどは日本から持参。意外にも現地のカバブが好きで、子どものために注文したスパゲッティはあまり食べませんでした。というか、本場ではないので美味しくなかったです。街は決して衛生的ではありませんが、熱を出すこともお腹をこわすこともなく、元気に旅ができました。シリアではラクダ、ヨルダンではロバに乗り、大喜びでした。
最後に、ヨルダンの空港でレンタカーを返却し、私たちの10日間の旅は終わりを告げました。