2009年 06月 25日
土楼⑫ 集慶楼(しゅうけいろう)は、「土楼の学校」
今は博物館になっていて、1階の部屋には、当時の暮らしぶりを示す道具や、婚礼の輿、衣装、鉄を作った窯などが展示されていて、土楼を詳しく知るには最適です。
土楼は、地元の赤土に石灰や小石などを混ぜ、(←)木枠に入れてつき固められます。補強材として竹や木の棒も入ります。すべて人力ですから、時間がかかったでしょうね。
こちらは、農作業で使う道具(→)。子どもたちが楽しそうに作業を手伝う写真が掲載されていました。
(←)一段高いところにある奥まったスペースは、何を意味するのでしょう。普段は物置として使われ、緊急の場合に壁を破って外へ出るための避難口なのです。いろんな工夫が凝らされているのですね。
◆福建の土楼(2008年登録)◆