2009年 03月 27日
カイルアン① イスラム教、第4の聖地 (チュニジア)
北アフリカ最古のグランド・モスクがあり、メッカ、メディナ、エルサレムに次ぐイスラム第4の聖地です。青空に映える35mの土色のミナレットは特に美しく、アフリカにおけるモスクの重要性を感じました。
内部に立ち並ぶ200本の柱は、ローマやビザンティンの遺跡にあったもの。昨日、スーク(市場)で買ったスカーフを頭に巻き、地元民になった気分で回廊を歩くと、冷たい空気が神聖に感じられるから不思議です!
観光客が後をたたない所ですが、ここを7回訪れることはメッカへの一度の巡礼に相当し、今も多くの巡礼者がくるそうです。ちなみに、スカーフは温かいですし、風や砂埃から頭を守ってくれるので、大活躍でした!
◆カイルアン(1988年登録)◆
<世界遺産短歌> 青空にモスクがくっきりカイルアン 聖地に響く機織の音