2014年 07月 01日
帰国の途で、魔の6時間!
f0019856_9491419.jpg20:10 ダナン空港に着きました。新しくてきれいです。21:00のホーチミン行きで、フライトは約1時間。そこから0:10の関西国際空港に乗り継ぎ、翌朝に到着予定。ここまでくれば一安心。あとは無事に飛行機が飛んでくれるのを待つだけ。緊張が少し緩みます。でも、この時間のフライトなのに、ほぼ満席。
f0019856_9504776.jpgそれには理由がありました。この時期、ダナンではベトナム最大の国際花火大会が開かれます。この年は、日本を含めた世界5ヵ国による花火を2日間、2時間半かけて打ち上げました。これを見に大勢が来ているのです。うちも見に行きたかったのですが、大混雑が予想され、時間が読めないためにあきらめました。しかし、離陸直後、夜空に開く大輪の花が見えたのです。うわ~、一瞬でしたけど、ラッキー♪

f0019856_9525114.jpg22:00 ホーチミン空港に到着。滞りなく出国審査をして、次の飛行機に搭乗し、0:00に飛行機が滑走路へ。問題はここから。待てど暮らせど飛ぶ気配なし。0:30ターミナルに引き返し、「システム不具合のため、メンテナンスが必要となりました。すべての荷物をもち、ラウンジでお待ちください」とのこと。
f0019856_9572744.jpgバスで全員が搭乗口に戻ったのは、1:00でした。旅の疲れと深夜のフライトでぐったりする中、次の案内をひたすら待つしかありません。2:10 「3階のラウンジにお食事を用意しました。次は4時30分にご案内します」とアナウンス。えぇぇ~、そんなにかかるの!!そして、これを聞いた乗客が一斉にラウンジに詰めかけ、長蛇の列。搭乗券のチェックと食事のオーダーが一気にきて、食事がでてくるのにも時間がかかります。

f0019856_9581744.jpg一応、メニューは4種類。
①チキンラーメン ②スパゲッティ ③チキンライス ④ベジタブルラーメン +飲み物です。

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チキンラーメンを選ぶと、インスタントラーメンに蒸したチキンと人参が入った丼でした。2:30ですから無理もありませんが、お粗末です。

f0019856_10552768.jpgその後は、搭乗口に戻り、硬いイスに横になりました。結局、搭乗開始のアナウンスがあったのは5:00、すでに空は明るくなっていました。機体は新しいものに代わっていました。5時間40分遅れの5:50離陸、12:40関空到着。ここが最も疲れました。
安全第一なので、無事に帰って来られたことは何よりですが、
行きの飛行機では、急降下があっただけに、夫は「もう乗らない!!」と怒りモード。
以前、天候不良で飛行機が飛ばず、1日遅れの帰国で、仕事に支障をきたしたこともあり、
それを考えると、同日着で救われたかも・・・。飛行機のリスクですね。
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# by micho7E | 2014-07-01 09:48 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 30日
ホイアン⑱ See you next year !!
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f0019856_9353872.jpg18:00 雨が上がって、空が明るくなってきました。そういえば、この町に着いた時もこんな天気。提灯の明かりがみずみずしかったなぁ。来た時と同じ、チュンバックで晩ごはん。カオ・ラウがもう食べられなくなるかと思うと、寂しいです。サイゴンビールが染みる~!この店を選んだのは、子どもたち。毎日顔を合わせたお店の女性ナアさんがすっかり気に入ったのです。最後は、ナアさんが何度も手を振りながら見送ってくれ、“See you next year !!” と一際大きな声で言ってくれました。残念ながら、1年後の今年は行けなかったけれど、いつかきっと戻るからね。大きくなった子どもと一緒に♪
◆古都ホイアン(1999年登録)◆

058.gif<おまけの話>
隣の席にご年配の日本人観光客数名が座っていました。ホイアンに着いたばかりで、明日から観光ということなので、ホテルでもらったDrinking Water を差し上げ、歩き方を少々話しました。すると、私たちが店を出ると、おばさまが追いかけてこられて、「日本に帰ったら何か買いなさい♪」と、息子に500円、娘に200円を握らせてくれました。優しい日本人の心も受け取りました。私たちが去り、また新しい観光客がやってきます・・・

19:00 ホテルに帰り、25USドルでタクシーを呼んでもらってダナン空港へGO!
あとは飛行機で帰るだけと思ったら、最後に想定外のトラブルが待っていたのです。
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# by micho7E | 2014-06-30 09:32 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 29日
<食事⑥>タムタム・カフェ、突然の雨に小休止
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17:00 あんなにお天気がよかったのに、突然、雨が降ってきました。
タムタム・カフェで飲み物のアイスクリームを注文し、しばし、休憩です。
不思議なキャラクターの顔マークや提灯のカラフルな明かりがどこか魅惑的な店内。
店構えと言い、雰囲気といい、最後まで『千と千尋の神隠し』の世界でした。
◆古都ホイアン(1999年登録)◆

063.gifホイアンのお勧めレストラン&カフェ[1][2][3][4][5][6]


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# by micho7E | 2014-06-29 14:27 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 28日
<寄り道⑥> 街角ウォッチング
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f0019856_8571287.jpg端から端まで約900mの旧市街、十分、歩いて回れる距離ですが、昼間は日差しが強いですし、何度も行ったり来たりは疲れます。そんな時は、シクロがお勧め!ハノイやホーチミンではふっかけられるので、お勧めできなのですが、ホイアンはそんな意地悪な人は少ないように思います。心配なら、ホテルで頼んでもらうと安心できるでしょう。ベトナムに来た~!という気になりますし、ゆったりこぐので、いろんな景色が見えます。

f0019856_14413472.jpg(↑)昔ながらの散髪屋さん。丸見えですが、お構いなし、のどかですね。f0019856_14423122.jpg



(↑)下水の蓋に世界遺産マークが!(←)建物の修復には日本の専門家も加わって、昔ながらの工法で行われています。
◆古都ホイアン(1999年登録)◆
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# by micho7E | 2014-06-28 14:36 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 27日
<寄り道⑤>出会いを引き寄せる町
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川沿いを歩いていると、若い女性6人組みに声をかけられました。
ダナンの大学に通うベトナム人の大学3年生で日本語を勉強しているらしい。
何やら、日本語を書いたボードを持ち、文章を直してほしいと依頼されました。
完全に日本語が通じている訳ではないのですが、これが試験なのだそう。
みんなおしゃれで可愛いですね♪ 笑顔が眩しいです。
こうして日本語を学んでくれるのも、ここに日本人の歴史があるから・・・。
文化財を通じて交流できる、これも世界遺産の良さの一つです。
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# by micho7E | 2014-06-27 15:26 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 25日
<寄り道④>バーレーの井戸、料理をおいしくする魔法の水
f0019856_1303569.jpg15:00 ホテルをチェックアウトして、近くで食事をして、さてどうする? 旧市街は歩いてまわれる広さなので、行きたいところはほぼ行き尽くし、帰りの飛行機は深夜。こんなに余裕のある旅は珍しく、だからアオザイ写真ツアーも出来たと言えます。そこで、散策を兼ねて、地元の人なら誰もが知っているという魔法の井戸を探すことにしました。

f0019856_1311950.jpg伝統家屋の町並みを離れ、住宅地の小さな路地裏を行ったところに、バーレーの井戸を発見!チャンパ時代から枯れずにある伝説の水で、名物のカオ・ラウやホワイト・ローズを練り込む時はこの水が欠かせないのだそう。覗きこむと、確かに水があります。でも、他の水とどこが違うの?
と思っていたら、大きなポリ容器を2つもった女性が自転車で現れました。
慣れた手つきで備え付けのバケツとじょうごでせっせと水を汲み、入れていきます。
不思議そうに見ていると、「飲んでみる?」というジェスチャーでバケツを差し出してくれました。
さすがに飲む勇気はなかったので、指をつけて少しなめてみました。臭みもなく、ピュアな水!
地元の人が足を洗っていたので、私は顔を洗ってみました。少し生ぬるい感じ。
この女性が自転車で行くのと入れ替わりに、同じく容器を2つもった男性が登場。
やはり、相当、有名な水なんですねぇ。余裕があると、いろんな事が分かっていいなぁ♪
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# by micho7e | 2014-06-25 12:59 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 24日
<寄り道③>アオザイ写真ツアーへLet' go !!
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2日前にオーダーしたアオザイが出来上がりました。イメージ通りで大満足。首から脇にかけて12個のボタンがあり、合わすのに少々時間がかかりますが、ひとりで簡単に着用できます。体にフィットするよう作られているので、スラリと見え、シルクの着心地も抜群。娘に、「きれい~♪」と言われたのがうれしかったです。これはホテルで撮った写真ですが、日本では着る機会ないかも?と思い、町中にでることにしました。
f0019856_12404516.jpgシクロを15万ドン(約720円)で頼み、旧市街へ。 ※1円≒209ドン(2014.7.11現在)
日本の着物と同じで、地元の人すらアオザイで歩いていることはまれ。すっごく目立ったと思いますが、不思議と旅先では大胆になれるもの(笑) 来遠橋ホテルに立ち寄り、記念写真をたくさん撮りました。今後、少しでも太ったら着られなくなりますから、今、思う存分です。気分だけは真矢みきさんでした♪
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町中で撮影した写真
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# by micho7e | 2014-06-24 11:41 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 23日
<寄り道②> ホイアン市場は町の台所
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f0019856_1175863.jpg4月29日7:00 晴れ ホテルの近くに市場があるので、朝の散歩に行きました。南国の果物が多種にわたって山積みで売られ、目にも鮮やか。通りの両側にズラリと座って野菜などを売る人たちもいて、バイクや自転車で訪れた買い物客でごった返していました。売り手は、ほとんど女性。これは女の仕事なのですね。それにしても、物が豊富で驚きました。ここが交易拠点となった理由の一つですね!
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f0019856_11121627.jpg川の側は魚市場。強烈な臭いと水浸しの通路を注意しながら歩きます。こちらも、貝、エビ、魚と多くの種類があり、50㎝以上の大きな魚を目の前で豪快にさばいていました。その中で異質なのが、カエル。ギョッとしましたが、こちらの食文化なんですね。時々、呼び止められて差し出されるのですが、言葉が分からず、見て歩くだけなのが残念でした。ベトナムパワーの源は食料にあり!
◆古都ホイアン(1999年登録)◆
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# by micho7e | 2014-06-23 17:34 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 21日
<食事⑤> イエロー・リバーでの出会い♪
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f0019856_16443077.jpg晩ごはんは旧市街にある店「イエロー・リバー」に入りました。築150年の建物を改装していて、町で唯一、「陰陽窓子」という中国の陰陽思想に基づいた入口だそう。向かって左側が女(陰)性の窓、右側が男(陽)性の窓で、中央から入ると正面の上に祭壇(→)がありました。私たちは、左側のテーブルにつきました。

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f0019856_16463656.jpg注文したのは、上からホイアン名物のカオラウ(この旅で毎日食べました)、チキンのコーンスープ、豚肉のケバブ(アラブの国に行ってから子どもたちの大好物)です。フランス植民地だったからか、欧米旅行者が多いからか、雰囲気もメニューも洗練されたお店が多く、それがホイアンの伝統的な良さとマッチして、居心地がいいんです。かつての国際貿易港の気質でしょうか。
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私たちの隣に座った日本人の一人旅の若者と知り合いました。
大手電機メーカーに勤める社会人で、京都の大学出身と言うので意気投合。
2週間ほどの休暇でベトナムを回るのだと言います。
海外に興味のない若者が増えている昨今、エネルギッシュで頼もしいなぁと思いました。
旅では、男女を問わず、一人旅の若者と出会うことが多く、いつも元気をもらいます。
逆に子連れが珍しいらしく、驚かれるのですが・・・(苦笑) 
今日も楽しい夜になりました♪

063.gifホイアンのお勧めレストラン&カフェ[1][2][3][4][5][6]

◆古都ホイアン(1999年登録)◆
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# by micho7e | 2014-06-21 16:41 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 20日
ホイアン⑰ 来遠橋の前で燈籠流し
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f0019856_1734211.jpg19:00 来遠橋まで歩いてきました。さすが有名観光地、すごい人だかり・・・と思ったら、地元の人に呼び止められ、カラフルに光るカップが差し出されました。中にはロウソク、そう、燈籠なのです。ここでは毎晩、燈籠流しが行われています。1個1万ドン(約50円)。買うと竿を貸してくれ、これに引掛けて川に流します。1個めは倒れ、2個めは水につけた途端、スーッと動き出し、それをしばらく目で追います。この余韻がいい♪

f0019856_1719427.jpg大人に交じって、子どもたちも売り子さん。にっこり笑顔で、次々、差し出され、なかなかの商売上手。でも、この中の一つをとったら、隣の子が、「私のお客さんよ!」と怒りだし、ちょっとした言い争いに・・・。みんなライバルらしい。結局、全部で10個買いました。

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058.gif<美智代のワンポイント> ランタン祭り
毎月、満月の日(旧暦の14日)は、ランタン祭りが開かれます。町中が電気を消し、家々の軒下に灯された大きくてカラフルなランタンだけが町を照らします。この時に合わせて訪れるのもよいですね。

◆古都ホイアン(1999年登録)◆
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# by micho7E | 2014-06-20 17:00 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 19日
<宿泊②> アナンタラ・ホイアン・リゾートで夢心地♪
f0019856_16235040.jpg3日目の宿泊は、アナンタラ・ホイアン・リゾートです。旧市街の東には海に向かってリゾートホテルが建ち並んでいます。その中でも、旧市街に歩いていけるこのホテルを選びました。ヨーロッパ式の素敵な建物で、緑が茂り、これぞリゾート!という感じ。子どもたちはプールが一番の楽しみなので、泊まらざるを得ないのです。

f0019856_16285146.jpg大人用の隣に、子供用の浅いプールがあり、浮き輪でパシャパシャ♪ ベトナムは物価が安いので、1部屋2万円も出せば、リゾートできます。
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子どもたちが満足したところで、夕食を兼ねて夕涼みにでかけましょう♪
◆古都ホイアン(1999年登録)◆
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# by micho7E | 2014-06-19 16:20 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 18日
ホイアン⑯ 谷弥次郎兵衛の墓を探して
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f0019856_11411134.jpgホイアンに日本人町があったことは、博物館のところで述べました。徳川家康が推奨した朱印船貿易も、1633年の鎖国令で反転します。海外渡航が禁止され、ホイアンに暮らす日本人は帰国か残留かを迫られたのです。この地に留まった日本人の墓があることを知り、立ち寄ることにしました。タクシーの運転手に行き先を告げると、町を出てすぐの田んぼが広がる場所に停車。
f0019856_1211185.jpg「この中にあるから歩け!」と言うではありませんか。長い畦道を歩き、最初にたどり着いたのは、どうやら中国人の墓。運転手さんは場所を間違えたのです。しかし、こんなだだっ広い所で墓など見つけられるのか? あたりを見回し、歩いていたその時、日本語で書かれた石碑を発見。ここに間違いない!と思ったら、自転車で現れたおじさんが頼んでないのに道案内。何はともあれ、お墓にたどり着き、家族で合掌。おじさんにはチップ(笑)。
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これは、日本語で書かれた説明文です。
「日本の貿易商・谷弥次郎兵衛さんは、鎖国令で日本に帰国しましたが、ホイアンで恋した女性を忘れられず、再び戻ろうとしました。しかし、到着間際で船が難破。1647年、ここに埋葬されました。墓石は北東10度、日本の方角を向いているそうです」
いろんなドラマがあったんですね。素敵な話にじ~んときました。
◆ミーソン聖域(1999年登録)◆
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# by micho7E | 2014-06-18 11:33 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 17日
<食事④>カーゴー・クラブ、川を見ながらゆったり食べる!
f0019856_10495231.jpg14:00 ミーソン遺跡からホイアンに戻り、遅めのランチ。欧米の旅行者に人気というカーゴー・クラブに入りました。お勧めは2階のテラス席。川沿いにあるため、トゥボン川を眺めながら食事ができるのです。気温は高いですが、時折、涼しい風が吹いてきます。冷たい飲み物は一服の清涼剤でした。
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f0019856_1058339.jpgメニューにベトナム料理もありますが、ここは子どもたちのリクエストに応え、リングイネのボンゴレとハンバーガー、ポテト&チキンナゲットをチョイス♪ 期待通りの味で、子どもたちもにっこり。ミーソン遺跡は、ホント、暑かったですから、ご褒美にアイスクリームも注文しました。これに飲み物を付けて、58万4000ドン(約2800円)でした。
※1円≒209ドン(2014.7.8現在)

f0019856_11214493.jpg結構、大きいお店で、1階は、ベーカリーとカフェ(↓)、2階がレストランです。おしゃれな店内で、ソファ席に座ったら、きっとお昼寝していたでしょう。

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しかし、休憩は、次のホテルに移動してから・・・ということで、タクシーに乗車しました。
◆ミーソン聖域(1999年登録)◆

063.gifホイアンのお勧めレストラン&カフェ[1][2][3][4][5][6]


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# by micho7E | 2014-06-17 10:48 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 15日
ミーソン⑧ 展示館で知るチャンパ王国の衰退
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f0019856_11414017.gif12:20 帰りに展示館に寄りました。遺跡の模型や彫刻、石碑などの解説がされていました。これは(→)、チャンパ王国のその他の遺跡です。一時代を築いた王国ですが、15世紀に北の大越(ベトナム)が海上交易の中心となり、衰退。南へと逃れていきました。チャム人は今や少数民族で、周辺の村に暮らしています。f0019856_1142313.jpg
いろんな歴史や人々にスポットライトがあたるのも、世界遺産の意義の一つだと思います。
そして、そこに貢献する日本。これも私の誇りです。
◆ミーソン聖域(1999年登録)◆
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# by micho7E | 2014-06-15 11:27 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 14日
ミーソン⑦ レンガにこだわった理由とは?
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f0019856_953587.jpg3つ目のポイントは、グループE~Fです。ここでは修復中の建物が見られます。色の薄いレンガが新しいもの。最近は、接着剤を使わず、レンガを丹念にすり合わせるという昔ながらの方法で修復されているそう。強度と美しさを保ちつつ、小さいレンガをはめ込んでいくのは、気の遠くなる作業だろうと思いました。日本でも、あちこちの社寺で修理が行われていますが、当時の人の苦労や技術の高さを再認識する良い機会でもあります。

f0019856_955489.jpg崩れかけの遺跡を守ろうと、屋根がかけてありました。下の方は、レンガが朽ちて土になっています。でも、なぜ、石ではなくレンガなのでしょう。これほどの技術があれば、石の方が作りやすいはず。シヴァ神は破壊の神様。やがて崩れて土に戻るレンガは、破壊と再生を表す、つまり輪廻を表しているのかも・・・。
f0019856_11222980.jpgTBS『The 世界遺産』では、こんな風に言っていました。
「レンガは大地を創造する土に、
   破壊と生命を象徴する火が加わってできる・・・」

レンガを造る行為そのものが、神にささげる儀式だったの? それで作った祠堂はチャンパ王国の信仰そのもの。考古学って面白い♪ そんな謎に思いを巡らせながら、蝉しぐれの森を歩いて、駐車場へと戻りました。
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# by micho7E | 2014-06-14 08:23 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 13日
ミーソン⑥ 夏草や 巨大な塔も 夢の跡
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f0019856_8202168.jpgグループAにきました。低いレンガ塀に囲まれた境内らしき所に、石材が散らばっていました。中央には小高い丘があり、崩れたレンガの建物が!!登っていくと、何かの台座のようなものが残っていました。展示館でみた模型では、ここに最も大きな28mの祠堂が建っていました。無数の彫刻が施されたトウモロコシ型の塔は、木々のはるか上に顔を出し、聖山マハーパルヴァタ(↑右上)を望んでいたでしょう。
f0019856_8205055.jpg基壇の上には、シヴァ神像かリンガがあったはず。今は、草木に埋もれた遺構から当時を想像するしかありません。この遺跡は、19世紀後半にフランス人に発見され、調査が始まりました。しかし、ベトナム戦争時に解放軍が基地にして、アメリカ軍が空爆。それまでほどんど無傷だった遺跡は、無残に崩れ去ってしました。1980年から本格的な修復が行われ、現在のように観光できるまでになりました。周辺には、地雷が除去されてないところもあるそうです。
遺跡を破壊するような無残な戦争は二度と起こしてはならない。
チャンパ王国の栄華を物語ると同時に、未来への教訓を伝える遺跡でもあるのです。
◆ミーソン聖域(1999年登録)◆
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# by micho7E | 2014-06-13 08:16 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 12日
ミーソン⑤ 彫刻に見る華やかな祠堂の姿
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f0019856_18153.jpgグループB~Cに隣接するDは、遺跡の中が展示室になっています。シヴァ神を中心にヒンズー教の神々がモチーフの彫刻が置かれていました。f0019856_1737457.jpg






楽器の演奏や動物たちが祠堂を飾り、立派だったことでしょう。当時を想像する大事な手がかりです。同じ敷地内の展示がいい。
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f0019856_17381218.jpgf0019856_17395510.jpg








何やら、文字のようなものが刻まれた石碑を見つけました。チャム文字の碑文なのでしょうか?ベトナム版の「ロゼッタ・ストーン」?!現地の人がいたら、聞いてみたかった・・・。チケット売り場の展示館でこれらの解説が掲載されていました。入館料はチケットに含まれ、日本語で書かれた説明もありますので、時間があれば寄ってみるとよいでしょう。
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# by micho7E | 2014-06-12 17:31 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 11日
ミーソン④ 究極のレンガ積みに感嘆!
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10:00 チャムダンスショーが終わった途端、一斉に人が遺跡に押し寄せました。
あちこちから草が生えていたり、崩れている部分もありますが、何と見事な祠堂でしょう!
同じヒンズー教でも、アンコール・ワットやインドネシアのプランバナンと比べると
規模が小さく、見劣りするかもしれませんが、それらは石造り、こちらはレンガ造り。
小さいレンガを少しずつずらして無数に積み上げねばならず、巨大なものはできません。
その上で施された彫刻の数々であることが、近くにいくとはっきり分かりました。

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ヒンズー教には、なくてはならないリンガもあります。
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f0019856_162630100.jpg祠堂の中に入り、見上げると、レンガが隙間なく積まれた技術の高さが見て取れます。接着剤は一切使わず、すり合わせて造られ、船の防水加工としても使われるフタバガキの樹液が塗られているのだそう。そう思ってじっくり見ると、他のヒンズー教寺院では見られない特徴を備えていて、これだけの丁寧さで作られた、まさにここは聖地なのです。
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058.gif<美智代のワンポイント>暑さ対策をしっかり!f0019856_17203041.jpgここは盆地でとにかく暑いです。車を下りた途端に耳を直撃する蝉の声。遺跡内に、日陰はあまりなく、説明を聞きながらだと1~2時間はかかると思うので、帽子や水分補給など暑さ対策をした方がよいです。地元の人たちは、木陰で休みながら回っていました。

◆ミーソン聖域(1999年登録)◆ 
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# by micho7E | 2014-06-11 16:03 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 10日
ミーソン③ 踊りに見るアンコールとのつながり
f0019856_17443882.jpg崩れかけた遺跡を縫って山道を10分ほど歩き、9:30ギリギリにステージに到着しました。座席は団体客で埋まっていましたが、満席ではありません。聖山マハーパルヴァタの写真を背景にチャムダンスショーが始まりました。

f0019856_17391349.jpgf0019856_17421028.jpg
民族楽器による演奏や伝統舞踊が約30分間、披露されました。
特に印象に残ったのは、赤いきらびやかな衣装でゆったり踊る3人の女性。
3人重なった様子は、奈良・興福寺の阿修羅像を思わせます。
指先や足先をピンと伸ばし、円を描くような動きは、カンボジアのアプサラに似ています。
遺跡に刻まれた女神の彫刻そのものでした。
※ダンスショーは9:30と10:30(まれに14:30)に行われ、これに合わせて訪れます。

058.gif<美智代の豆知識> アンコールとのつながり
チャンパ王国の歴史は、お隣のカンボジア・アンコール朝の最盛期と重なります。
f0019856_11133452.gif12世紀、海上交易で蓄えたチャンパ王国の富を狙ってクメール人のアンコール朝が侵略を繰り返していました。チャンパ軍は水軍を率いてメコン川を遡り反撃。
トンレサップ湖で激突した様子が、バイオン寺院のレリーフに刻まれています。
短髪でスッキリ顔のクメール人に比べ、長髪で彫が深く、ぷっくり顔のチャンパ軍。
世界遺産を巡っていると、こういう歴史のつながりが分かった瞬間がたまらなく面白いです。

◆ミーソン聖域(1999年登録)◆ 
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# by micho7E | 2014-06-10 17:38 | ベトナム(ホイアン)
2014年 06月 09日
ミーソン② 遺跡内の地図
f0019856_17371866.gif
ミーソン遺跡は、四方を山に囲まれた盆地にあります。
駐車場から約10分歩くと、お土産物を売る店とチャムダンスショーのステージです。
その先のグループBとCのエリアが最も保存状態よく、彫刻の展示室もあります。
グループAには立派な祠堂がありましたが、戦争で破壊され、草木に埋もれてしまいました。
ベトナム戦争で解放軍が基地にしたため、ここを標的にアメリカ軍が空爆したのです。
グループE~Fでは、トウモロコシ型の祠堂を修復する様子が見られました。
私たちは、写真を撮ったり、展示を丁寧に見たので、お昼頃過ぎまでかかりましたが、
他のツアーの人たちはもっと早く見終わっていました。
f0019856_1722551.jpg

058.gif<美智代の豆知識> ミーソン遺跡とは・・・⇒地図
2世紀末から1000年以上に渡り、ベトナム中部以南を支配したチャンパ王国の聖地。
チャム人が中心で、南シナ海で交易をしながら栄えたことから「海の王者」と呼ばれました。
ヒンズー教を信仰し、4世紀末、シヴァ神を祀る神殿を建てたことに始まります。
アンコールワットと同じ、トウモロコシ型の祠堂ですが、大きく違うのは石ではなくレンガ造り。
8~13世紀に作られたもののうち、約70棟が残り、美しい彫刻も見られます。

◆ミーソン聖域(1999年登録)◆
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# by micho7E | 2014-06-09 17:21 | ベトナム(ホイアン)



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