カテゴリ:ノルウェー( 55 )
2013年 12月 31日
ノルウェー紀行まとめ(最終回)
f0019856_16133371.jpg<2013.8.2~8の旅>
蒸し暑い日本とは打って変わって、寒いくらいのノルウェー。バラエティーに富んだ世界遺産だけでなく、鉄道やフェリーに乗ったりと、いろいろな楽しみ方できました。食事も美味しく、サービスもよかったですが、物価が高かったことだけが、かなり堪えました。旅のルートと訪れた世界遺産はこちら

<気候> 1日のうちで天気がころころ変わり、結局、一日もずっと晴れている日がありませんでした。曇ったり、雨が降ったりすると、とても寒いです。

<運転> 高速道路は少ないですが、道は整備され、運転マナーもよいため走りやすいです。日本とは逆の右側走行なので、それに慣れればお勧めです。しかし、西フィヨルドは海岸線に沿って道が作られているので、カーブが多く、遠回りになることもあります。あちこちからフェリーが出ているので、それをうまく利用しましょう。あちこちスピードカメラが設置されていたので、お気をつけください。

<治安> かなり良いです。人々もフレンドリーで、安心して旅ができます。

<物価> 相当、高いです。少し良いホテルに泊まろうと思ったら1部屋2万円以上。ディナーは家族4人で1万円くらいしました。とにかくカード社会なので、少額でもカードで支払えます。逆に、鉄道のチケットを窓口で買って、高い手数料を取られたくらい! 現金はあまり必要ありません。

<食事> ベルゲン名物「干しダラのトマト煮」や「トナカイのフィレ」はぜひ食べておきたい郷土料理。ムースのフィレは、食べ慣れてないせいか、まあまあというお味。どのレストランも雰囲気もサービスもよかったです。ベルゲンに行かれる方は、魚市場で新鮮な魚介類を焼いてもらうのもお勧めです。

<おすすめ度> ★★★★★(満点)
北欧旅行と言うと、4カ国の首都&フィヨルドとベルゲンを訪れるツアーが定番ですが、それぞれに国の歴史も特徴も違います。できれば、1カ国に絞ってじっくり巡る旅がお勧めです。言葉も覚えますし、通貨も1種類で良いので楽ですね。ただ、これらの都市はすべて海に面しているので、船で回るというのもあこがれます♪

056.gif今年も「美智代の世界遺産紀行」をご覧いただき、誠にありがとうございました。
富士山の世界遺産登録で、再びブームが訪れたようで、
講演依頼が例年以上に増え、なかなかブログが更新できなかったことをお詫び致します。
この続き、アムステルダム紀行は、来年リポートしますので、お楽しみに♪
2014年も皆様にとって良い年でありますように!!
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by micho7E | 2013-12-31 00:29 | ノルウェー
2013年 12月 30日
いよいよノルウェーを離れます!
f0019856_1622875.jpg15:20 出発便のちょうど2時間前に空港のレンタカー返却所に到着。車を借りたのはベルゲンからオスロまでの5日間。運転マナーがよく、道が整備されていたことから、無事故無違反?(最近、帰国してから違反切符が届くことがあるので確定ではありませんが・・・)で帰ってくることができました。お父さん、お疲れ様♪

f0019856_1634049.jpg空港では、チェックインした後に、グローバルブルーのカウンターで税金の払い戻しの手続き。ノルウェーの観光地には、「TAX FREE」と表示されたお土産屋さんがあり、そこで315NOK以上の買い物をし、パスポートを見せると書類を作成してくれます。それをこのカウンターで提示すると、税金が戻ってくるのです。ほとんどの商品に14~25%の税金がかけられている国だけに、戻ってくる金額も大きいです。ただし、条件があるので、詳しくは調べてください。

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トロルとも、これでお別れです。何より、子どもたちが元気だったのが一番! 
いつか、欧州最北端のノールカップを目指してドライブしたいなぁ♪
17:20 定刻通り、KLMオランダ航空でアムステルダムへ向けて飛び立ちました。
5000円で買ったベルゲンの絵画を空港に忘れてしまったことに気づくのは翌日でした。 
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by micho7E | 2013-12-30 16:02 | ノルウェー
2013年 12月 29日
ムンク美術館、カフェのケーキも『叫び』!!
f0019856_14263539.jpg13:00 お昼ご飯はムンク美術館のカフェで食べました。その理由は、このケーキ! 『叫び』が描かれたチョコプレートがのっているんです。まさに、この国を代表する画家であり、作品です。雨が降っていたこともあり、カフェは大勢の人でごった返していました。
f0019856_1429821.jpgエドヴァルド・ムンク(1863~1944)
オスロの北の町で軍医の息子として誕生し、翌年オスロに移住。5歳の時、母を結核で亡くし、14歳で姉も。ムンクも体が弱く、気管支炎やリウマチ熱を発症。冬は家の中で過ごす幼年期でした。1889年のフランス留学中に父親を亡くし、そんな中で描いた『生命のフリーズ』の発表で一躍脚光を浴びました。しかし、愛人にピストルで撃たれ、アルコールにおぼれ、精神病を患い、その後もつらい人生。
『叫び』は、そんなムンクの人生観から生まれた作品なのですね。
4枚残っていて、もちろん、この美術館にも展示されています。
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by micho7E | 2013-12-29 14:27 | ノルウェー
2013年 12月 28日
オスロの国立美術館でムンクの『叫び』を見る!
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f0019856_14544720.jpg10:50 迷ったものの何とか国立美術館に到着。裏に駐車場がありました。見所は、エドヴァルド・ムンクの『叫び』!1863年にこの国で誕生してから今年で150年。空港に大きなパネルがあったように、「Munch(ムンク)150」という幕が張られていました。渦に飲まれていくような悲痛な叫び。一体、どんな声を上げたのでしょう。明らかに他の絵と違う独特の色使いと世界観が子供たちにとっても印象に残ったようです。

f0019856_14462179.jpgムンクの『叫び』がある展示室は撮影禁止なのですが、別の展示室は撮影OKでした。f0019856_1585885.jpg






(↑)パブロ・ピカソ、(→)クロード・モネ
(↓)アンリ・マティス、(↓)ポール・セザンヌなど有名画家の作品が続々。

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オーギュスト・ロダンの『考える人』もありました。早く出ようと思ったのに2時間かかってしまいました。美術館は時間がかかりますねぇ。
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by micho7E | 2013-12-28 14:21 | ノルウェー
2013年 12月 27日
最終日、再びオスロに戻ってきました!
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8月8日くもり 9:00Elverumのホテルを出発しました。 ⇒地図
今日の予定は、17:20オスロ発のKLMオランダ航空でアムステルダムに行きます。
それまでの間、ムンクの絵画を見たい!
オスロに近づいてくると、やっと高速道路が現れました。
しかし、市街地に入ると、ビルが並び、車が多く、カーナビを付けているのに迷う迷う。
田舎ばかり走っていたので、複雑な道路網にカーナビの動きもよく分かりません。
とにかく、看板に注意を払い、地図を広げて、国立美術館を目指しました!
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by micho7e | 2013-12-27 11:57 | ノルウェー
2013年 12月 26日
Go to オスロ!でも、その前に・・・
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f0019856_113752.jpg20:30 レーロースから3時間半、ノンストップで走ってきましたが、そろそろ夫に疲れた出てきました。子どもたちは、「お腹すいたよ~!」を連発。偶然、途中のElverumと言う町で良さ気なホテルを見つけました。RICA ELGSTUA HOTEL!レストランもついていて、今なら温かい食事とベッドがあります。1595NOK≒27000円は高いですが、オスロはもっと高いかも?と思い切って宿泊。
f0019856_1135539.jpg部屋の壁にはムース(ヘラジカ)の絵が描かれていました。そして、隣のレストラン前には実物大の像があります。なんと大きな体でしょう!6歳の息子はすぐに駆け寄り、背中に登りはじめました。2歳の娘は、その脇の犬の背中に乗りました。ここではムースが有名なのですね。あの看板もいくつも見ましたから、あれはトナカイ注意ではなく、ムースなのかも・・・?

f0019856_11171442.jpgもちろん、レストランでのお勧めは、ムースのフィレ! トナカイの肉よりも堅く、ちょっと臭みがありました。体が大きいだけに大味かな?!
(↓)道路を走っていると、木々にムースの角らしきものが取り付けられていました。ムース注意なのか、なんなのか分かりませんが、ノルウェーらしくて良いなぁと思いました。
さあ、明日はオスロです!
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※1NOK(ノルウェークローネ)≒17.1円(2013.12.27現在)
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by micho7e | 2013-12-26 09:48 | ノルウェー
2013年 12月 25日
レーロース⑩ 2013年夏、鉱山都市にさようなら♪
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17:00 おっとっと、もうこんな時間。またもや、長居してしまいました。
これから、この旅で最も長いドライブ区間。一路、南下して首都オスロに戻ります。
これでノルウェーの世界遺産めぐりは終わりました。明日の飛行機でアムステルダムへ。
オスロ到着予定は22:43、すべては夫の運転にかかっているのですが、自信なさ気・・・
でも、大丈夫! こんなこともあろうかと、今夜は宿をとってないのです。
「疲れたところでホテルを見つけて休めばいいから♪」 
と声をかけ、鉱山都市レーロースに別れを告げました。
◆レーロース鉱山都市とその周辺(1980,2010年登録)◆
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by micho7E | 2013-12-25 00:21 | ノルウェー
2013年 12月 24日
レーロース⑨ 精錬所の建物も今や立派な文化財!
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ここは、精錬所の建物を利用した博物館になっていました。
歴史を紹介する映像コーナーや、アリの巣のように地下に掘られた穴で働く人たちの様子、
馬や水車を使って鉱石の上げ下げをする様子など、大がかりな模型が多数ありました。
坑道ツアーと共通券になっていて、午前中はそちらに行ったので、容易に想像できます。

f0019856_23365394.jpgf0019856_2341023.jpg一番よかったのは、子供向けのクイズラリーがあって、それに沿っていくと、すべての展示が見られるのです。息子は懸命に答えを探します。
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この町の凄いところは、1923年から80の建物を記念物に指定しました。
どの町でも、やがて産業は衰退する―――。
そこで、それらを壊して全く新しいものと取り換えようとするのではなく、
残して活かしながら歴史を公開し、今度はそれを目玉に人を呼び、いち早く世界遺産へ!
即ち、産業遺産ツーリズムがすでにここに生まれていたのです。
ですから、このボロボロの精錬所もカスの山も、ここにしかない立派な文化財。
日本も世界の世界遺産にもっと学ぶべきことがあると思いました。
◆レーロース鉱山都市とその周辺(1980,2010年登録)◆
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by micho7E | 2013-12-24 22:53 | ノルウェー
2013年 12月 23日
レーロース⑧ 鉱山労働の痕跡が山積みに!(ノルウェー)
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f0019856_22363098.jpg15:00 通りを抜けるとドデ~ンと立ちはだかる黒い山。突然、息子が走りだし、登り始めました。でも、足を一歩進めるごとに、次々と砂が落ちてきて、なかなか上に到達できません。地面をよ~く見ると、それは砂ではなく、精錬所から出た銅のカスでした!表面がテカテカして、丸く穴が開いたものや、波のような線が入ったものなど大きさも形も様々。
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f0019856_2246060.jpg中には、大人の手のひらくらいのものもあり、精錬所が稼働していた頃の面影が偲ばれます。町の景色をもすっかり変えてしまった鉱山とは、いかに凄いものであったかと思いました。そして、今はここが展望台となり、町を眺めることができます。鉱山と町は一体だったのです!日本の世界史には出てきませんが、この国ではそれだけ重要な歴史を背負っている場所だからこそ、1980年に世界遺産になったのですね。
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2歳の娘が、「宝石みた~い♪」と言って、ハート形のカスを探し始めました。
私もそれをお手伝いしながら、橋を渡って精錬所の博物館に行きました。
◆レーロース鉱山都市とその周辺(1980,2010年登録)◆
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by micho7E | 2013-12-23 22:33 | ノルウェー
2013年 12月 22日
レーロース⑦ 聖堂は心のよりどころ
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f0019856_14434215.jpg13:20 タウンツアーの最後は、町のシンボルである白い聖堂です。どこからでも見える鐘楼には、ハンマーが交差した鉱山のマークが時計に上にしっかりと付けられています。厳しい自然環境の中、過酷な労働をしていた移民たちにとっても、ここは心のよりどころとなりました。もともとは木造でしたが、1748年に石造に改装。祭壇の上にパイプオルガンがあるのが特徴で、赤と青の旗が掲げてあります。これは、鉱山を運営する会社のもので、軍隊までもっていたらしい。壁には、鉱山を造ったヒーローの肖像画が飾られていました。ミサには約2000人?が詰めかけたそうですが、全員イスに座れなくて、横や二階の回廊にもぎっしりだったと言います。人々の歴史と想いがこもった聖堂でした。
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f0019856_14491686.jpg最後に、ガイドのエイノルさんと記念撮影。「-50℃の生活はさぞ大変でしょう?」と質問すると、「冬にまた来てください!」と笑顔で言われました。そして、お土産に英語で書かれた聖堂の説明プリントをくれました。時々、ジョークを交えながら丁寧に案内してくださり、タック(ありがとう)♪ 寒い地方ですが、たくさんのもてなしの心を感じ、あったかい所でした。
◆レーロース鉱山都市とその周辺(1980,2010年登録)◆

058.gif<美智代のワンポイント> 世界遺産の楽しみ方
ここはガイドブックに一切載っていない世界遺産。でも、だからこそ、どこに価値があるのかを自分で探し、発見する喜びがあります。ここに書いたことは、私の翻訳なので、間違っていることもあるかも知れませんが、多くを知りたいと思う気持ちから、ツアーに参加して、つたない英語で質問し、たくさんの人と知り合うことができました。まだまだ知られていない世界遺産は山のようにあります。だって、今、981もあるんですから・・・♪ それを探索し、伝えることもまた、私の世界遺産の楽しみ方です。


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by micho7e | 2013-12-22 14:58 | ノルウェー



京都在住の世界遺産研究家です。訪れた世界遺産は50ヵ国以上、400ヵ所。家族で旅した体験談を詳細にリポートします。
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micho7こと、久保美智代
(愛媛県八幡浜市出身)
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