カテゴリ:モンテネグロ( 8 )
2011年 10月 14日
コトル⑥ 城壁巡りで出会ったブルガリア美人
f0019856_14175359.gif日本に帰国して数か月後、こんな写真が送られてきました。コトルの城壁巡りをしている時に知り合ったブルガリア女性からでした。よちよち歩きで石段を上る1歳6ヶ月の息子を気に入り、数名の男女が代わる代わる写真を撮っていました。この旅ではよくあることです。ブルガリアと言えば、相撲の琴欧洲!地元でも有名らしく、この話で盛り上がりました。
また、偶然、隣に座ったのはボスニア・ヘルツェゴビナから来た青年。面長で黒縁メガネ、ハリー・ポッターによく似ていました。「明日、モスタルに行こうと思うんだけど、治安はどう?」と聞くと、「No problem!」ときっぱり! レンタカーで行くつもりではなかったのですが、彼の発言で行く勇気がわいてきました。こうして、いろんな人と繋がれることが旅の楽しさですね

058.gif<美智代の豆知識> コトルとブルガリアの意外な関係
紀元前2世紀、古代ローマの植民都市として始まるコトルの歴史。1002年、第一次ブルガリア帝国に占領され、翌年、セルビアに割譲されました。地図を見ると、ブルガリアは旧ユーゴスラビアの東隣り。1912年の第一次バルカン戦争でギリシャ・セルビア・モンテネグロと同盟を結び、オスマン帝国と戦いました。歴史の広がりも楽しいです。

この後、再びドゥブロヴニクへ戻ります。
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by micho7E | 2011-10-14 14:29 | モンテネグロ
2011年 10月 13日
コトル⑤ 欧州最南端のフィヨルド
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f0019856_1726243.jpgコトル観光最大のハイライトは、城壁登り!!(←)このアーチをくぐると、城壁沿いに細い石段が続き、何度か折れ曲がりながら頂上まで続いています。f0019856_17362280.jpg息子にはベビーカーから下りてもらって、手をつないで上がります。城壁と言っても、腰くらいの高さしかなく、一段ごとにエメラルドグリーンの海と赤レンガの町並みが眼下に広がっていきました。白い尾を引きながら港に入ってきた観光船。思わず手を振りたくなります。
中腹まできたところで、改めてやってきた方向を振り返りました(↑)。ものすごく奥まった入り江です。ここにスラブ諸国で最初の航海士学校ができ、ロシアのピョートル大帝が士官学校生を留学させたそうです。海に活路を見出していった人々の気持ちが分かるような気がしました。
◆コトルの自然と文化‐歴史地域(1979年登録)◆

058.giff0019856_1641770.jpg<美智代のワンポイント> 
できれば頂上まで行きたかったのですが、地図を見ると、ここから先は整備されてない危険なエリア。赤ちゃん連れでは無理と判断し、ここからの景色を胸に刻んで元の道を戻りました。中腹まででも、片道1時間以上はかかっています。


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by micho7E | 2011-10-13 17:19 | モンテネグロ
2011年 10月 12日
コトル④ 石畳の町でショッピング♪
f0019856_1103210.gif石畳に細い路地裏…この町も中世ヨーロッパの面影をあちこちに残しています。日差しを遮られた冷たい空気が気持ちよく、ベビーカーをごろごろ言わせながら左右のお店をキョロキョロ。気分だけはヨ~ロピア~ン♪ とそこへ、すっごく可愛いTシャツが目に飛び込んできました。(↓)一見、ど派手な女の子のプリントですが、頭飾りやズボン、足の部分には、紺色のビーズが付けてあり、アドリア海のようにキラキラ輝いているのです。
f0019856_1113280.jpg
すぐさま、お店に入り、買ってしまいました。普段は着られない服でも海外だったらOKだったりするし、新しいおしゃれにもトライできそう。ドゥブロヴニクで着るのが楽しみだなぁ。
◆コトルの自然と文化‐歴史地域(1979年登録)◆
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by micho7E | 2011-10-12 11:03 | モンテネグロ
2011年 10月 11日
コトル③ 聖トリプン大聖堂、2度の地震から復活!
f0019856_10282697.gif狭い路地裏を抜けてやってきたのは、聖トリプン大聖堂。1166年に建造されたローマ・カトリック教会で、入口では町の模型を抱えた守護聖人トリンプの黄金の像が迎えてくれます。高い塔が青空を貫き、一見、ゴシック様式に見えますが、塔以外は創建当時の面影を残すロマネスク様式です。
f0019856_10144544.gifそれは中に入ると分かります。外の喧騒とは対照的に静かな内部。シンプルな薄オレンジの壁に光が入り、温かい印象です。その壁にフレスコ画の一部が残っていることも見逃しませんでした。

f0019856_1027422.gif1667年と1979年の地震で、大きな被害を受けました。そこに'91~93年の内戦が追い打ちをかけ、'79年の世界遺産登録と同時に'03年まで危機遺産に登録されました。この壁全体にこの絵が描かれていたとしたら、何と華々しいだろうと想像すると、そんな苦難を乗り越えてきた勲章みたいに見えました。
◆コトルの自然と文化‐歴史地域(1979年登録)◆

f0019856_1114552.jpg058.gif<美智代の豆知識> 宗教の交差点
f0019856_11155346.jpgコトルは目の前の海から伝わったローマ・カトリック教と背後の山を越えて伝わった東方正教会の交わるところ。この聖ルカ教会は後者のうちセルビア正教会に属しています。創建は1195年、建物は小さいですが、全面がイコンで覆われたイコノスタシスが見事でした。


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by micho7E | 2011-10-11 10:13 | モンテネグロ
2011年 10月 10日
コトル② 中世の交易都市から現代の避暑地へ
f0019856_0131243.gif巨大な壁の割には小さな門(↓)。日本の城壁も同様で、敵の大量侵入を防ぐよう作られています。中はトンネルのようになっていて、一瞬、視界が真っ暗になりました。お土産屋さんの建物も組み込まれて、城壁がいかに分厚いかを感じます。

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この門を抜けると、明るい光に照らされた街が現れました。あちこちに設けられたレストランのテラス席は大勢がくつろぎ、シンボルの時計台を見上げてガイドの説明を聴く観光客、石畳を行き交う人々など完全なる人気観光地。旧ユーゴスラビアの内戦のイメージは全くありません。中世の交易都市は、今は避暑地として大いに賑わっていました。
◆コトルの自然と文化‐歴史地域(1979年登録)◆
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by micho7E | 2011-10-10 00:17 | モンテネグロ
2011年 10月 09日
コトル① 海と山に守られた要塞都市
f0019856_9472068.gifドゥブロヴニクから2時間余り、やっとコトルに着きました。多くの船が停泊し、観光客が行き交う賑やかな町です。入口が分からず、最初は通過してしまいましたが、町はかなり分厚い壁に囲まれていました。長さ4km、厚さ10mで山の斜面にまでジグザグに城壁が築かれています。こんな入り江の奥深くにありながらも、他国からの攻撃に備えねばならない中世ヨーロッパの時代背景がうかがい知れました。 →地図f0019856_9492583.gif
◆コトルの自然と文化‐歴史地域(1979年登録)◆

058.gif<美智代の豆知識> コトルとは? 
中世に栄えた海上交易都市。スラブ諸国で初めての航海士学校が作られたり、世界初のアドリア海の海図ができたのもこの町です。15~16世紀にオスマントルコが進出し、その後、ヴェネツィア共和国の支配下に入りました。街には12~14世紀の大聖堂、宮殿、広場など歴史的建物が残っています。


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by micho7E | 2011-10-09 09:46 | モンテネグロ
2011年 10月 08日
コトルへの道、入り江の奥の街を目指して
f0019856_15312932.gifコトルへの道は、いくつものカーブが続く深い入り江。ボカ・コトルスカ湾と言い、欧州最南端のフィヨルドです。「アドリア海の花嫁」という別名は可愛らしいですが、行けども行けども、厳ついロヴツェン山が立ちはだかり、なかなかたどり着けません。
f0019856_15252811.gif海に浮かぶ教会を見ながら一休み。1452年に2人の漁師が聖母マリアのイコンを発見し、祈りを捧げて病気が治ったことから、石を積んで作った岩礁の聖母教会です。船でしか行くことができず、不便だなぁと思いましたが、この深い入り江も船で行けば楽々。しかも張り出した陸地が高波を遮ってくれます。港湾都市コトルが栄えた理由がここにありました。もう一息!

058.gif美智代の豆知識> モンテネグロとは? 
国名は「黒い山」という意味のイタリア語のヴェネツィア方言。木々が生い茂る山が黒く見えたからだそうですが、ロヴツェン山は所々で岩がむき出しになり、巨大な雲の影を黒く映し出していました。福島県と同じくらいの面積で人口62万人。2006年に独立しました。世界遺産の都市コトルは湾の一番奥にあり、ドゥブロヴニクから日帰りできるため、近年人気の観光地です。


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by micho7E | 2011-10-08 15:22 | モンテネグロ
2011年 10月 07日
モンテネグロへの道、のどかな山あいの国境
f0019856_11415191.gifドゥブロヴニクの撮影ポイントを過ぎ、南へ約35km。途中にある空港を通り過ぎ、国境にやってきました。まずはクロアチアから出国します。(←)写真はゲートをくぐって撮りました。出国は車が少なくスピーディーでしたが、入国する方は長い列です。
f0019856_11422283.gif続いてモンテネグロに入国。のどかな山あいにスタイリッシュな明るい天井。内戦の印象が残る旧ユーゴの国で少し不安でしたが、パスポートにスタンプを押してもらい、問題なく通過しました。車で国境を越える場合は、車のドキュメントの提示を求められる場合もあります。
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by micho7E | 2011-10-07 11:40 | モンテネグロ



京都在住の世界遺産研究家です。訪れた世界遺産は50ヵ国以上、400ヵ所。家族で旅した体験談を詳細にリポートします。
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