カテゴリ:韓国(済州島/ソウルなど)( 32 )
2010年 07月 10日
<最終回> 韓国(済州島・ソウル近郊)紀行のまとめ
f0019856_18124530.gif途中、高速道路が渋滞して冷やりとしましたが、ちょうど2時間前に仁川空港に着きました。さすがは、東アジアのハブ空港、立派な建物です。この日は日曜日でお日柄がよかったらしく、お花を飾った新婚旅行の車を数台みかけました(→)。

では、2010.5.13~16の4日間で訪れた済州島&ソウルの旅をまとめておきます。

<運転> 済州島でレンタカーを借りました。韓国は日本とは逆で車は右側通行です。でも、田舎の道が多く、市内もさほど交通量がないので、慣れれば問題なく運転できました。ただ、夜間や車のいない道では平気で信号無視をします。かといって、パトカーもいるのでお気をつけください。カーナビは標準装備ですが、ハングルが分からないと使うのは困難。カーナビ操作ができると、目的地の設定ができて便利に利用できます。詳しくはこちら
ソウルでは運転手付きの車をチャーターしました。市街地は慢性的な渋滞で道も複雑、運転も荒いので、遠くに行くなら専用車、市街は公共交通機関をうまく利用する方が効率的です。

<食事> 辛いものが多いですが、焼肉海鮮冷麺も最高! 江華島名物のうなぎもありますし、宮廷料理カルビチムは辛いものが苦手な人にもお勧めです。コンビニに行くと、おにぎりを売っていますから、日本と変わらぬ食事もできます。

<治安&ホスピタリティ> カメラの三脚をなくしましたが、その他はとてもよかったです。韓国を訪問する外国人のトップは日本人ということで、多くの観光地に日本語の案内やパンフレットがあり、日本語が話せる係員が親切に話しかけてくれました。

<日程> 済州島2日、ソウル2日の日程でしたが、済州島は世界自然遺産&リゾートで見所が多いため、もう一日増やして2泊3日にすると余裕をもって旅ができると思いました。ソウル郊外の朝鮮王陵は似たような墓ばかりでしたので、これくらいで満足しました。

最後に、空港で見つけた衝撃的?な光景をどうぞ
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by micho7e | 2010-07-10 19:13 | 韓国(済州島/ソウルなど)
2010年 07月 08日
旅のシメは、火を噴く冷麺! (韓国)
f0019856_18115825.gif英陵を出て仁川空港に向かいます。あまり時間がなかったのですが、どうしても冷麺が食べたくて、運転手さんにお店を探してもらいました。
ところで、冷麺には2種類あるのをご存知ですか?シャーベット状でシャリシャリしたスープの水冷麺(ムルネンミョン・写真右)と辛みそたっぷりの混ぜ麺タイプ(ピビムミョン・写真左)。

f0019856_188628.gifガイドブックに「ツウは麺にハサミを入れない」と書いてあったのでそのまま食べると、ゴムのように長~く伸び、なかなか噛み切れない弾力!これぞ本場の冷麺です。水冷麺はそれほど辛くなく、氷スープが冷たくて美味しい。一方、混ぜ麺は味わえたのは最初の一口、火の玉を投げ込まれたような辛さで、最後は火を噴きそうでした。どちらも5000ウォン(400円)。
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by micho7e | 2010-07-08 18:46 | 韓国(済州島/ソウルなど)
2010年 07月 06日
朝鮮王陵⑧ 英陵、ハングルを造った偉大なる王の墓
f0019856_0564868.gif東九陵から東に車で約1時間半。朝鮮王朝で最も偉大な第4代王・世宗(セジョン)の陵墓にやってきました。1418年に王位につき、1450年、在位32年54歳で亡くなりました。この間、成し遂げたことは数々あれど、最も有名なことは、ハングルを創ったこと。
f0019856_16323994.gif昨年、文字をもたないインドネシアの少数民族が、母国語表記にハングルを採用したというニュースがありましたが、それだけ科学的で合理的な文字なのです。

日曜日ということもあり、大勢の家族連れが訪れ、陵上では一斉にひざまずいて祈る人たちの姿も見られました。

f0019856_143130.gif(←)入口では、豪華なベビーカーを無料で貸してくれ、日本語のパンフレットも用意されています。(↓)芝生の上では、テコンドー?のような武道の実演があり、行楽ムードを盛り上げていました。

f0019856_17780.gifさて、世宗王がどれほど偉大かというと…f0019856_175959.gif(←)1万ウォン札に肖像画が載るほどです。
さらに奥には、第17代王・孝宗の陵墓である寧陵もありましたが、時間がないためあきらめました。
どれも似たような造りの陵墓ですが、美しく保たれてきたことに先祖を大事にしてきた国民の思いを知り、訪れる墓ごとに朝鮮王朝の歴史も勉強でき、新しい韓国の見方が身につきました。
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by micho7e | 2010-07-06 17:06 | 韓国(済州島/ソウルなど)
2010年 06月 27日
朝鮮王陵⑦ 東九陵、その他の陵墓をすべて紹介!
f0019856_17545087.gif<顯陵>第5代王・文宗と王妃の墓。王は学問好きで、多くの歴史書を編纂しました。しかし、在位についたのは1450~1452年のわずか3年。38歳で死去。

f0019856_16414137.gif<徽陵>第16代王・仁祖の2番目の王妃の墓。仁祖は最初の王妃とともに坡州市に葬られています。

f0019856_16593432.gif<恵陵>第20代王・景宗の最初の王妃の墓。

f0019856_1785934.gif<元陵>第21代王・英祖と王妃の墓。前王の景宗とは異母兄弟で、英祖に毒入りのエビサラダを食ベさせられて死んだという噂があります。在位は52年間で、1776年82歳で死去。世継ぎ争いはどの国もドロドロしていますね。ちょうど子どもたちが遠足に来ていました。

f0019856_17515037.gif<綏陵>第23代王・純祖の息子・翼宗と妃の墓。翼宗は11歳で結婚し、21歳で死去。父にとても可愛がられ、追尊皇帝の称号を与えられました。そして、(↓)次の墓が、彼の息子で第24代王・憲宗と2人の王妃の墓です。

f0019856_17444088.gif

<景陵>墳丘は一つですが、上の囲いには3つの墓が仲良く並んでいます。

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そして、最後の一つは、崇陵。第18代王・顯宗と王妃の墓です。しかし、そこへ行く道が立ち入り禁止に!係員に聞くと、熊が出るというのです。残念ですが、見学は十分できました。午前11時、ハイキングの家族連れが次々来ていました。
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by micho7e | 2010-06-27 17:48 | 韓国(済州島/ソウルなど)
2010年 06月 26日
朝鮮王陵⑥ 東九陵、穆陵の丘は見晴らし最高 (韓国)
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f0019856_13372656.giff0019856_1343221.gif最も奥まったところにある穆陵は、丁字閣(→)は一つですが、第14代王・宣祖と王妃、継妃の3つの墳丘があります。1592年豊臣秀吉の朝鮮出兵で、一時はソウルを追われましたが、日本軍の撤退で復帰しました。墳丘に上がると…
f0019856_1410598.jpg陵上の前に並ぶ文官と武官(←)の像は、下から見るよりかなり大きく、迫力があります。


f0019856_1422446.jpgさらに奥には、羊(→)や虎の石像もあり、意外と賑やか。(←)正面にある石床は鬼面で支えられ、その下には石室とつながる地下通路があるらしい。何より、見晴らしがよく、王になった気分でした。
◆朝鮮王朝の王墓群(2009年登録)◆

056.gif<世界遺産短歌>
     40基 芝生輝く王墓群 朝鮮の歴史 しのばるるかな


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by micho7e | 2010-06-26 18:13 | 韓国(済州島/ソウルなど)
2010年 06月 25日
朝鮮王陵⑤ 東九陵、王朝の創始者・太祖の墓
f0019856_173587.gif朝鮮王朝を建国した太祖・李成桂の健元陵は奥の方にありました。高麗の将軍として活躍し、1392年、高麗王に即位、国号を朝鮮にして首都を漢陽(現ソウル)に定めました。幼い頃から弓矢の名手だったそう。1408年73歳で亡後、5番目の息子がこの墓を作りました。門は小川に面し、背後に小山と風水思想に基づいています。

f0019856_17291279.jpg入り口である朱塗りの門は紅門と言います。涼しい木陰はここまで。くぐった途端に緑鮮やかな芝生とまぶしい太陽が降り注ぎ、別世界に入ったことを感じさせます。石畳の神道を通って赤い社殿の丁字閣へ。(←)屋根には魔よけの動物も飾られていました。そして、社殿を通して正面にある小高い陵を仰ぎ見ることになるのです。

f0019856_17414067.gif丁字閣と陵の間にある小さな建物は碑閣(↑)。土台は亀、上は龍の彫刻が施された石碑(→)があり、太祖の経歴や功績が書かれています。

f0019856_1739658.gif陵の上には石像がありますが、柵があって上れません。ただ、左右対称の美しい形、綺麗に整備された芝生から600年間、大切に守られてきた歴史や先祖を思う子孫の気持ちを感じました。
他の墓もすべて東九陵を流れる川に向かって建てられ、基本的な建物や形、構成は同じです。
◆朝鮮王朝の王墓群(2009年登録)◆
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by micho7e | 2010-06-25 12:20 | 韓国(済州島/ソウルなど)
2010年 06月 24日
朝鮮王陵④ 東九陵、ゴルフコースのような巨大陵墓群
f0019856_1913910.gif
f0019856_19203480.gifソウルから東へ車で約30分。京畿道九里市にある東九陵にやってきました。その名の通り、9つの陵墓に17人の王や妃が眠っています。1408年から1855年までに造られ、朝鮮王朝の創始者である太祖・李成桂の陵墓もあります。地図を見ると、敷地は広大でグリーンの芝生がまるでゴルフコースのよう。受付でベビーカーを借り(無料)、鳥がさえずる静かで気持ちのよい林を歩きながら、墓を巡ってみました。
◆朝鮮王朝の王墓群(2009年登録)◆
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by micho7e | 2010-06-24 16:47 | 韓国(済州島/ソウルなど)
2010年 06月 23日
カルビチム、じっくり煮込んだやわらかカルビ (韓国)
f0019856_18285386.gif三陵公園の職員が勧めてくれた料理は、カルビチム!
どんなものか分からず注文すると、あつあつの土鍋に入ったカルビの塊が出てきました。湯気とともに甘辛い汁の匂いが漂います。一見、硬そうに見えますが、箸を入れると簡単に切れるほどの柔らかさ。「チム」とは少量のスープで蒸し煮にする料理です。
f0019856_18344054.gif辛いのかなぁ、と思いながら口に入れると、砂糖と醤油で味付けされたすき焼き風の味。とろけるような食感のカルビにこの出汁が染み込み、とても食べやすく、美味しい料理でした。

f0019856_18355732.gif宮廷料理として王も食べていたご馳走で、1人12000ウォン(960円)。多くのおかずと赤米のご飯がついてきました。店の名前は「宣陵庭園」。三陵公園の南向かいにあります。唐辛子が苦手な人には特にお勧めです!
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by micho7e | 2010-06-23 05:19 | 韓国(済州島/ソウルなど)
2010年 06月 22日
朝鮮王陵③ 三陵公園、チャングムが仕えた中宗の墓
f0019856_23174076.gif第9代王・成宗が眠る宣陵と第11代王・中宗の靖陵は、公園の端と端にあり、木陰の道を約15分歩きます。
中宗と言えば、大人気の韓国ドラマ「チャングムの誓い」で、チャングムが主治医を務めた王様です。これは実話らしいですが、ちょうど再放送を見ていたこともあり、俄然、親近感がわいてきます。
f0019856_23212968.giff0019856_16361854.gif9男11女を授かり、57歳没。在位中は、新進気鋭の学者を登用したり、活字を改良して多くの本を出版したりして活躍しました。
<その後>時間は午後7時。夕食の時間ですが、公園を歩いて足が棒のよう。
近場のお店がいいなぁと、石段に座ってガイドブックを見ていると、「何かお探しですか?」と、
自転車に乗った職員の男性に日本語で声をかけられました。
「近くにお勧めのレストランはないですか?」と聞くと、
「職員だから特定の店は紹介できないのですが…」と言いながらも、
歩いて数分のいきつけのお店とお勧め料理を教えてくれ、近くの出口を開けてくれました。
とっても優しい方!韓国では日本語のできる人が多く、皆さん親切。ますます好感度アップ♪
◆朝鮮王朝の王墓群(2009年登録)◆
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by micho7e | 2010-06-22 17:08 | 韓国(済州島/ソウルなど)
2010年 06月 21日
朝鮮王陵② 三陵公園、ソウルの発展を見守る宣陵
f0019856_22571749.gif公園の中に入ってきました。第9代王・成宗と2番目の妃、2人の間に生まれた第11第王・中宗の3基の陵墓があります。木々で満たされた明るく涼しい散策道を歩くと、すぐに鳥居のような門が現れました(↓)。そこから建物までは石畳の参道が伸び、「神聖な場所だから歩くな」と注意書きがあります。
f0019856_2302212.gif建物を越えると、(↓)芝生広場があり、その向こうには日本の古墳にそっくりな陵墓がありました。しかし、墓に上がる人はわずかで、大勢が芝生に腰をおろし、本を読んだり、寝ころんだり…。観光地というよりも、市民の憩いの場になっていました。息子は家族連れからビスケットをもらって大喜び♪

f0019856_2322910.gifここが宣陵です。
f0019856_18423989.jpg成宗の墓で、文人と武人の石像が向かい合って整列し、後ろに馬が控えて墓を守っていました。現在、視線の先には巨大ビル群。王の死後500年以上、街の発展を見続けた陵墓。昔も今もその存在は大きく重要な場所なのですね!
◆朝鮮王朝の王墓群(2009年登録)◆
<美智代のワンポイント> 朝鮮王朝の王墓群とは?
15世紀から約500年以上にわたって築かれた李氏朝鮮王朝の歴代27人の王と王妃の墓。北朝鮮にある2基を除いた40基が登録され、ソウルの近郊18ヵ所に点在しています。首都漢陽から10里(4km)~100里(40km)の範囲にあり、後方に山があるなど風水思想に基づいて造られ、盗掘もほとんどないことが評価されました。

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by micho7e | 2010-06-21 19:05 | 韓国(済州島/ソウルなど)



京都在住の世界遺産研究家です。訪れた世界遺産は50ヵ国以上、400ヵ所。家族で旅した体験談を詳細にリポートします。
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