カテゴリ:カンボジア( 28 )
2008年 09月 19日
忘れられないアンコール(最終回)
f0019856_1534218.gif<まとめ>
アンコール遺跡は広大で素晴らしいものでした。でも、何よりも印象に残っているのは、この国に暮らす人々。貧しいながらも、懸命に生きている姿からは活力が感じられ、子供たちの瞳は澄んでいました。それに比べて、日本人は疲れているかも・・・。この時会った人たちと再会するため、もう一度行きたいです。
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by micho7e | 2008-09-19 10:01 | カンボジア
2008年 09月 18日
クメールの微笑、テアックさん (カンボジア)
f0019856_9195396.gifカンボジアの旅もいよいよ最終日。
お土産を買った後、飛行機の時間まで少し余裕がありました。ドライバーのテアックさんが案内したい場所があると連れてきたのは、お寺。体育館みたいな建物の中に仏教の祭壇があり、手を合わせていると、彼が庭の方へ手招き。そこには、大きなガラスの筒があり、大量の人骨が入っていました。「えっ!」。テアックさんは、たどたどしい英語で、父も兄もポルポトに殺されたと話したのです。
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その時初めて、この国で暮らす人の現実を知りました。
内戦から復興したとはいえ、人々は悲しい記憶を抱えながら生活しているのです。
テアックさんが本当に知らせたかったのは、遺跡ではなく、これだ!と思いました。
・・・空港で別れの時。親しみを込めて、「今度は日本にも来てね!」と言いました。
その瞬間、しまった!と思いました。だって、今のこの国では日本に来れるわけがありません。
私の不用意な発言にもかかわらず、テアックさんはニコッと微笑んでこう言いました。
「私は無理だけど、きっと息子が日本に行くよ!」
この時の彼の顔が、バイヨン寺院で見たクメールの微笑(↑)と重なりました。
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by micho7e | 2008-09-18 13:21 | カンボジア
2008年 09月 16日
伝統芸能「スバエク・トーイッ」
f0019856_9255958.gif夕飯は運転手さんにお店を紹介してもらいました。席に着くと、正面のスクリーンで影絵が始まりました。この地域に伝わる大衆芸能で、「スバエク・トーイッ」と言います。スバエクとは、「牛の皮」という意味で、人形は牛の皮で出来ています。
f0019856_92510100.gif透かし彫りが見事で、宮廷舞踊アプサラを踊るシーン(↑)、牛で田畑を耕すシーンなど文化や生活の一端を知ることができました。
そして、後ろへ回ってみると、子供たちが声を合わせてセリフを言いながら、人形を操っていました。ちょっと学芸会のノリ!
でも、頑張れ!と応援したくなりました。
1人10.5ドル。楽しい夜を過ごしました。
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by micho7e | 2008-09-16 12:11 | カンボジア
2008年 09月 14日
アンコールのトイレ事情
f0019856_98624.gif旅で必ずお世話になるのが、トイレ。特に、アジアの場合は気になります。

タクシーのドライバーさんが観光客専用トイレに連れていってくれました。係りの人にパスを見せれば中に入れます。もちろん、洋式の普通のトイレ。これで安心!

でも、水分は汗になり、利用したのは1回だけでした。
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by micho7e | 2008-09-14 10:02 | カンボジア
2008年 09月 13日
トンレサップ湖での暮らし (カンボジア)
f0019856_3263639.gifトンレサップ湖は、シェムリアップの南に位置する東南アジア最大の湖。ここで獲れる魚は、古くから人々の貴重なたんぱく源です。
街から離れると、道が悪くなり、高床式の家が並ぶ集落にやってきました。雨期には近くのメコン川が氾濫するのです。干上がった川にゴミが散乱。でも、裸で走り回る子供の目は純粋で印象に残りました。

f0019856_3281391.gif湖のほとりで車を降りると、魚の強烈な悪臭に鼻をつまみました。周囲には水揚げされた魚の山。臭いに打ちのめされ、値段交渉で粘ることなく1人15ドルの高額でボートを借りました。すぐに見えてきたのは、水上生活者の船。病院や学校用の船もあります。湖にも縄張りがあり、カンボジア人とベトナム人は離れて生活していると、船頭のレック君(19歳)が遠くを指差し、教えてくれました。

湖が広く見渡せる場所に喫茶店があり、屋上で夕日待ちです。
「いくらもらえるの?」と訊くと、「1人あたり2000リエル(0.5ドル)」とニコニコ答えるレック君。
ひどく安いと思いましたが、彼を見ていると、物質的豊かさだけが幸せじゃあないかも・・・とも。
結局、2時間待ちましたが、夕日は雲に隠れて見ませんでした。
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by micho7e | 2008-09-13 09:59 | カンボジア
2008年 09月 12日
アンコールは、屋根のない遺跡ギャラリー
f0019856_338667.gifその他の遺跡を紹介します。
まずはバンテアイ・クデイ
1992年の世界遺産登録を機に、各国が支援しました。
ここは、上智大学が調査・修復していて、出土した仏像274点を展示した「シハヌーク・イオン博物館」が今年開館しました。
銃弾の跡、棒やロープで支えられた痛々しい姿が内戦の凄まじさを語っていました。

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ニャック・ポアンは、水の寺院。池に水が溜まると塔が浮かんで見えます。(左上)
プリア・カンは、珍しい2階建ての建物があります。パルテノン神殿を思わせます。(右上)
タ・ケウは、突然の王の死で未完。四角い石がそのまま積み上げられています。(左下)
トマノンは、小さいながらも形のきれいな寺院。美しいデバターも見られます。(右下)
これら以外にも多くの遺跡があります。屋根のない遺跡ギャラリーですね!
地図を見ながら、どの遺跡を訪れたいのか選んでおくと、スムーズに観光できると思います。
<美智代の豆知識>
アンコールは、1992年世界遺産登録と同時に危機遺産リストに登録された。
その後、国際的な修復により、2004年に危機遺産リストから削除された。
◆アンコール(1992年登録)◆
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by micho7e | 2008-09-12 08:43 | カンボジア
2008年 09月 11日
クバール・スピアン、地雷と盗掘の現実
f0019856_15225276.gifバンテアイ・スレイから車で30分。未舗装のガタガタ道を行くと小さな小屋が見えてきます。ここが遺跡への登山口です。

地雷が埋まっている所で、ガイドを勧められましたが、節約のため自分でGO!
木々に赤と白の紐が結ばれ、そこから先は危険のサイン。これを見逃さないよう注意深く上りました。

f0019856_15243692.gif(↑)林を抜け、突然、視界が開けました。すると、干上がった川底の石にヒンズーの神々の彫刻が! 雨期にはここを滝のように水が流れるのです。さらに、数日前、盗掘されたばかりという跡までクッキリ見えます。
f0019856_15254031.gif(←)岩に横たわる妖艶な神、男性器リンガ(→)

など自然石をキャンバスにさまざまな彫刻がありました。
地雷に緊張しながら着いた先は、信仰の森でした。
カンボジアの現実をまざまざと見せられた気がしました。
◆アンコール(1992年登録)◆
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by micho7e | 2008-09-11 11:48 | カンボジア
2008年 09月 10日
バンテアイ・スレイ、東洋のモナリザとご対面
f0019856_15424850.gifバンテアイ・スレイとは、「女の砦」を意味します。その名前通り、赤い砂岩で造られ、宝石のような細かい彫刻が施された優美な寺院です。中でも、「東洋のモナ・リザ」と謳われる女神デバターは見事!フランスの作家で元文化相アンドレ・マルローが強奪し、プノンペンで捕まったという実話もあります。しかし、現在ロープが張られ、近づけません。f0019856_15494792.gif

そして、望遠レンズを覗くと、「東洋のモナリザ」が!f0019856_16335440.gif
ふくよかな体と可愛い笑顔が見えました(→)。こちらの彫刻は(↓)、レンズがなくても間近でも見られますよ!f0019856_1555963.gif
◆アンコール(1992年登録)◆
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by micho7e | 2008-09-10 11:29 | カンボジア
2008年 09月 09日
タ・プローム、密林に埋もれた遺跡
f0019856_17301355.gifアンコール遺跡と言えば、アンコール・ワットが有名ですが、この辺りには大小700の遺跡があり、まだまだ多くの寺院が密林に埋もれているのです。その間、自然の浸食を受けた寺院も少なくないでしょう。
その一つが、タ・プローム。ガジュマルの根というか、幹というか、太くどっしり伸びて、遺跡を鷲づかみにしていました。その勢いにあまりに長い時の流れを感じます。
f0019856_17325766.gif
「すべての道はアンコールに通じる」と言われたクメール王朝の栄枯盛衰がここにありました。 
◆アンコール(1992年登録)◆
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by micho7e | 2008-09-09 07:34 | カンボジア
2008年 09月 08日
アンコール・ワット⑦ 最高のポイント (カンボジア)
f0019856_1743152.gifしばらく世界遺産を巡る旅に出ていたため、ブログの更新が止まっていましたが、復活します。

アンコール・ワットと言えば、蓮の花が咲く聖地を手前に見るこの景色が有名です。乾季で水量が少なかったように思いますが、それでもポツポツと赤い花が池を彩っていました。

f0019856_17461050.gif最も印象に残っているのは、朝日が昇る直前のここからの景色です。薄紫に染まった空を背景に、伽藍のシルエットが影絵のように映し出される神秘。シェムリアップに滞在した間、毎朝、早起きして見に行きました。日によって、雲の広がり方が違い、見え方が変わります。それを発見するのも面白いです。
◆アンコール(1992年登録)◆
<世界遺産短歌>密林に埋もれた珠玉 アンコール 内戦を経て 今よみがえる

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by micho7e | 2008-09-08 10:46 | カンボジア



京都在住の世界遺産研究家です。訪れた世界遺産は50ヵ国以上、400ヵ所。家族で旅した体験談を詳細にリポートします。
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