2014年 06月 18日
ホイアン⑯ 谷弥次郎兵衛の墓を探して
「この中にあるから歩け!」と言うではありませんか。長い畦道を歩き、最初にたどり着いたのは、どうやら中国人の墓。運転手さんは場所を間違えたのです。しかし、こんなだだっ広い所で墓など見つけられるのか? あたりを見回し、歩いていたその時、日本語で書かれた石碑を発見。ここに間違いない!と思ったら、自転車で現れたおじさんが頼んでないのに道案内。何はともあれ、お墓にたどり着き、家族で合掌。おじさんにはチップ(笑)。
「日本の貿易商・谷弥次郎兵衛さんは、鎖国令で日本に帰国しましたが、ホイアンで恋した女性を忘れられず、再び戻ろうとしました。しかし、到着間際で船が難破。1647年、ここに埋葬されました。墓石は北東10度、日本の方角を向いているそうです」
いろんなドラマがあったんですね。素敵な話にじ~んときました。
◆ミーソン聖域(1999年登録)◆