2011年 03月 02日
ポロンナルワ⑥ 巨大な仏教都市の足跡
(→)ポロンナルワで最大の仏塔ランコトゥ・ヴィハーラ。かつて黄金の尖塔がありました。
(←)キリ・ヴィハーラのキリはミルクの意味。白い部分が残っています。
(→)花形をした可愛い蓮の池。天女が似合いそうですが、僧の沐浴場。直径8m、8段。
(↑)そして、天を突き刺すような巨大な柱と壁をもつ建物は、ランカティラカ。
両側の壁が太陽の光をはばみ、薄暗くひんやりした通路を歩いているみたい。
正面に白い光が当たっているのは、首のない仏陀。この前では人はまるで小人でした。
仏陀の前にある幅の狭い階段は、足を横にしないと上がれないことから、仏陀にお尻を向けないよう設計されているんです。ホントに広いポロンナルワ。巨大な仏教都市だったんですね。
◆古代都市ポロンナルワ(1982年登録)◆