2010年 12月 22日
ポロンナルワ① シンハラ王朝、第2の都
(↑)まずは、最盛期に君臨した王パラークラマ・バーフ1世が建てた宮殿から。離れてみると、さほど大きく感じませんが、近くに行くと巨大モンスターのように立ちはだかります。もともと7階建てで、上の木造部分が失われ、現在残っているのは3階まで。ぶ厚い壁は3mもあるそうです。
そして、1000を超す部屋が作られ、壁には美しい装飾がありました。苔むした壁の一部には漆喰に施された模様が見えます(→)。
当時、最先端の超・高層ビルだったでしょう。
(↑)しかも、深く穴が掘られたこの場所には、汚水が流れ込みました。水路の跡もしっかり分かります。昔は、清潔で快適だった宮殿も、今はサルの住処になっていましたが…。
◆古代都市ポロンナルワ(1982年登録)◆